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観葉植物に白い粉がつく原因とは?早めの対処で手遅れを防ごう

室内で育てている観葉植物に白い粉がついていたり、置いてある場所の床に白い粉が落ちていたりしたことはないでしょうか。これは、観葉植物に発生する虫や病気が原因かもしれません。観葉植物がかかる病気の症状や原因、対策などについてご紹介します。

観葉植物の異常は早めに対処しよう

観葉植物は、室内の環境でもお世話がしやすいことで知られています。しかし、観葉植物も普通の植物と同じく、害虫やカビが発生したり、病気になったりするのです。

ただし、観葉植物に害虫や病気を見つけても、慌てないでください。早めに発見し適切に対処をしてあげることで、もとの健康な姿に戻せるのです。

害虫がいないかこまめに確認を

水やりの際に、何か異変が起きていないか観察することが、病気や害虫の早期発見につながります。水やりのついでで良いので、難しいことではありません。

日頃のチェックのほか、葉水や剪定も予防に有効です。それらの作業をすることで、普段は見えづらい葉の裏なども注意深く観察できます。病気や害虫を発見しやすくなるでしょう。

カビや病気も放置しない

害虫以外にも、カビが生えてしまったり、病気にかかったりしてしまうことがあります。はじめは、ちょっとした変色かもしれません。しかし、「これくらい大丈夫」と考え、放置するのはNGです。病気が広がり、やがて株を枯らせてしまいます。

カビや病気にも対処方法がありますので、すぐに対策をとることが大切です。

コナカイガラムシによる白い粉

観葉植物に住み着く害虫の代表的なものに、『コナカイガラムシ』がいます。コナカイガラムシは、カイガラムシの一種です。

カイガラムシの成虫は硬い殻に覆われ動けませんが、コナカイガラムシは、殻ではなく白い綿のようなもので覆われているので動き回れます。

ここでは、コナカイガラムシの特徴について見ていきましょう。

コナカイガラムシは暗い場所を好む

コナカイガラムシは、暗くてじめじめした場所を好むという特徴があります。日の当たりにくい場所や風通しの悪い場所に置いている観葉植物は、とくに注意が必要です。気がついたら葉の裏などに、びっしりと住み着いていることもあります。

観葉植物をずっと動かさずにいると、日当たりや風通しの悪い場所がどうしても出てしまいます。定期的に鉢を動かして、観葉植物の方向を変えてあげることも予防には有効です。

葉が密集してくると多湿になり害虫が発生しやすいので、その場合は適度に剪定をしてあげましょう。

発生源は?

コナカイガラムシは、風によってどこからか運ばれてきます。つまり、何から発生したのか特定しづらいのです。

1度入り込むと、ほんのわずかな風で移動し、どんどん繁殖します。そうなると、室内の別の観葉植物に移動することもあり得るので、注意しましょう。

コナカイガラムシを発見したら、ほかに置いている観葉植物にも住み着いていないかをくまなくチェックし、早急に隔離・駆除しなければなりません。

白い綿やベタベタなどの症状

コナカイガラムシが観葉植物に住み着くと、葉に白い綿がついているように見えます。葉の表面に何か白いものを発見したら、その白いものがコナカイガラムシである可能性を考えましょう。

チェックするには、少し指先で触れてみることです。ベタベタしていたら、それはコナカイガラムシである可能性が高いでしょう。このベタベタは、コナカイガラムシの排泄物です。

コナカイガラムシは駆除が必要

コナカイガラムシがどのような害虫なのかがわかりました。それでは、コナカイガラムシは、どのような害を及ぼすのでしょうか。

観葉植物に与える影響や、どのように駆除すればいいのかを解説します。

放置するとすす病の原因に

コナカイガラムシの発生を放置していると、葉の表面がすすけたように黒っぽくなってしまう『すす病』の原因となります。これは、黒色すす状のカビです。

すす病になると葉が黒くなってしまうので、光による光合成ができなくなり、最終的には枯れてしまいます。葉が黒っぽくなっている姿は、見た目にも美しいとは言えません。被害が広がる前に、対策をとりましょう。

すす病が発生しやすい時期は?

すす病の発生しやすい時期は、春から秋の暖かい時期です。冬は、すす病を引き起こすコナカイガラムシの活動も活発でないため、住み着いていることに気づきづらいでしょう。しかし、暖かくなると活動が活発になるので注意が必要です。

暖かい時期に発生したすす病は、そのシーズンのうち原因になる害虫を駆除してください。駆除できないと冬を越えて、次の年もすす病に悩むことになってしまいます。

歯ブラシなどで優しく落とす

1匹ずつ指で潰して駆除する方法も確実ですが、とても小さいので大変な作業です。一気に駆除をするには、使い古しの濡らした歯ブラシを使うのがいいでしょう。

使い古しの歯ブラシがない場合は、濡れたティッシュを使うのもおすすめです。ほかには、駆除専用のピンセットを用意し、ピンセットでどんどん潰していくというやり方も退治しやすいと言われています。

潰すだけでなく、死骸を廃棄するのを忘れないようにしてください。死骸をそのままにしておくと、なんと死骸から幼虫が生まれることもあるのです。そうなると、また繁殖してしまいます。死骸はゴミ袋に入れて封じた状態にし、ゴミに出しましょう。

幼虫のうちに薬剤で対策

コナカイガラムシは、越冬して再発生することが多くあります。そのため、幼虫のうちに薬剤を塗布して再発生を防ぐことが大切です。あまり繁殖の見られない冬の間に、2週間に1度の頻度で薬剤を塗布しましょう。

薬剤を使うのに抵抗があれば、竹酢液を散布するという対策もあります。抗菌・殺菌作用があるためすす病を駆除できますが、自然由来のため、薬剤ほどの効果は見込めないようです。

うどんこ病による白い粉

葉についている白い粉は、コナカイガラムシ以外が原因の場合もあります。そのほかの原因として考えられるのが『うどんこ病』です。

コナカイガラムシは、よく見ると虫であるのがわかりますが、うどんこ病の場合はどれだけ近づいて見ても虫らしいものは見つかりません。その具体的な症状について、見ていきましょう。

白い粉のようなカビが土や鉢につく

うどんこ病の原因は、カビです。葉の表面にぽつぽつと、その病名の通り、うどんの粉のような白い斑点がついています。もともとこういった葉色をしている観葉植物では見分けがつかない場合もありますので、とくに注意してチェックすることが必要です。

発生しやすい季節は、5〜6月と9〜10月の湿度が低い時期です。うどんこ病になってしまった観葉植物は、葉が白くなって光合成ができず、やがて枯れてしまいます。

また、原因のカビは胞子で繁殖しますので、ほかに広がる前に、早めの対策をとる必要があります。

身近なアイテム、重曹で対策する

うどんこ病に冒されたら、初期の段階であれば、家庭にある重曹で除去することもできます。重曹を溶かした水を、霧吹きなどで観葉植物に吹きかけて増殖を抑えれば、自然治癒させることも可能です。

重曹スプレーの濃度は、重曹1gに対し、水1,000ml程度です。これ以上濃いと、株を弱らせてしてしまう可能性があります。根気よく、何度か吹きかけましょう。

カリグリーン、ベニカXなどを使用する

重曹で効かない場合は、殺菌剤などの薬剤が有効です。定期的に薬剤を塗布することで、予防策にもなります。

うどんこ病のカビに効果が高いと言われているのが、『カリグリーン』『ベニカX』です。うどんこ病が全体的に広がってしまうと取り返しがつかないことになるので、症状に応じて薬剤を使用するのも1つの手でしょう。

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うどんこ病を含めたカビ対策を

観葉植物には、うどんこ病をはじめとする、さまざまなカビが生える可能性があります。人間に対しても、カビはトラブルの原因になりますので、普段からカビが発生しないような対策をしておきましょう。

また、カビは1度発生すると、少しの風でも胞子が飛ぶことから、ほかの観葉植物にも繁殖しやすくなります。小さい芽のうちに摘み取ってしまうことが重要です。

肥料は適切な量を与える

カビの発生を防ぐには、適切な量の肥料を与えることも大切です。肥料の与えすぎは観葉植物に栄養がありすぎる状態を作り、カビが発生しやすい環境になってしまいます。カビは栄養が大好きなのです。

とくに注意したいのが、置くタイプの固形肥料です。肥料にカビが生えてしまう場合もあります。

日当たり、風通しの良い場所に置く

カビは、じめじめとした暗い場所で繁殖しやすいという特徴があります。日当たりと風通しの良い場所に置くことで、カビの発生予防となるのです。

直射日光を嫌うタイプの観葉植物の場合は、日があまり当たらない多湿の場所で育てることもあります。そういった場合は、定期的に日当たりの良い場所に移動するなど、ずっと多湿が続かないよう心がけると良いでしょう。

水やりのしすぎにも注意が必要です。鉢土がずっと湿った状態であると、カビの発生の原因になります。風通しを良くするためには、剪定も効果的です。

薬剤を使う場合は同じものを使い続けない

うどんこ病を引き起こすカビには、いくつか種類があります。そのため、1つの殺菌剤では効かないということもあるのです。効かない場合は違う種類のものを試してみると良いでしょう。

しかし、どの殺菌剤を塗布すればいいのかわからない場合もあるかもしれません。殺菌剤を購入する際は、観葉植物の種類と症状について園芸店で相談してください。適切なものを案内してもらうほうが安心して使用できます。

サンスベリアの害虫、病気対策

肉厚な葉を上向きに伸ばす『サンスベリア』は、育てやすさに定評のある品種です。特徴的な縞模様が入る種類は『虎の尾』と呼ばれています。マイナスイオンを発生することから、リフレッシュ効果も抜群です。

サンスベリアは、水をそこまで必要としないため、カビが生えにくいと言われます。それでは、害虫や病気についてはどうなのでしょうか。

害虫はつきにくい観葉植物と言われる

基本的にサンスベリアは、害虫のつきにくい観葉植物です。しかし、置かれている環境によっては、害虫が住み着いてしまうこともあります。多湿にしていると、土に害虫が発生するかもしれません。

害虫の種類は、コナカイガラムシ・アブラムシ・ハダニ・アブラムシなどが挙げられます。なかでもハダニは、サンスベリアが好む乾燥気味の環境で発生しやすい害虫です。

「虫はつかないから放っておいても大丈夫」とは思わず、定期的にチェックしましょう。

油断せず気がついたら駆除を

1匹虫がいると繁殖する可能性があります。大量発生してからでは遅いので、見つけたらすぐに駆除するのが良いでしょう。駆除の方法は、1匹見つけただけであれば、霧吹きなどで飛ばし死骸を処理すれば大丈夫です。

これらの害虫は水分に弱いという特徴をもっているため、普段から定期的に葉水をしてあげるのも予防策の1つと言えます。

ユッカの害虫、病気対策

別名『青年の木』と呼ばれる『ユッカ』は、太い幹と上方向に勢いよく伸ばしたは葉が、力強さを感じさせます。スタイリッシュな雰囲気を醸し出し、インテリアとしても好まれる観葉植物です。

ユッカは日光を好む品種ですので、明るい日陰で育てましょう。適度に日光を当てると、葉付きも良くなります。総じて育てやすい品種です。

炭疽病予防としてこまめに剪定を

ユッカは、育てやすい観葉植物ではありますが、害虫や病気の対策として、適度な日当たりと風通しが大切です。風通しを良くするためには、適宜剪定を行います。剪定をする季節は、観葉植物の成長時期と言われる5〜6月が最適でしょう。

ユッカの病気で注意したいのが、葉に黒い斑点ができ、しまいには葉全体が変色して枯れていってしまう『炭疽病(たんそびょう)』です。

この炭疽病は、うどんこ病同様、カビが原因で起こります。カビの胞子は風で蔓延しやすく、周囲の葉どころか、室内の別の観葉植物にも簡単に伝染してしまいます。症状を見つけたら、病気に置かされている葉を切り落とすなど、早めに対策することが大切です。

害虫が気になる場合はオルトラン粒剤で予防

丈夫なユッカにも、アブラムシやカイガラムシなどの害虫がつくことがあります。ユッカに害虫がついているのを見つけたら、『オルトラン粒剤』という薬剤で駆除しましょう。

持続時間が長いため、駆除した後もしばらくの間は、再発防止の効果があります。

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ポトスの害虫、病気対策

爽やかな緑の生い茂る『ポトス』は、ナチュラルな雰囲気が人気の観葉植物です。

ポトスは大変丈夫で育てやすいことでも知られています。しかし、日の当たらないじめじめした環境に置いておくと、害虫が発生したり病気になったりするのです。

葉水を与えよう

ポトスは害虫のつきにくい植物です。しかし、あまりにも乾燥しすぎた環境に置かれると、コナカイガラムシ・アブラムシ・ハダニ・アブラムシなどが発生する場合があります。

そういった場合の対策として効果的なのは、葉に霧吹きなどで水を吹きかける葉水です。葉がほどよく湿っている状態であれば、害虫の予防にもなります。葉水は葉をいきいきとさせるの効果もあるので、積極的に行いましょう。

pH値を調整して立枯病を予防

はじめは部分的で小さかった病斑が全体に広がり、しまいには枯れてしまう病気を『立枯病(たちがれびょう)』と言います。

原因は、カビの一種である糸状菌です。春になると胞子が飛び散るため、伝染しやすくなります。病気を発見したら、早めに該当する部分を切り落としましょう。

土壌のpH値が高いと病気にかかりやすくなる傾向があります。病気を防ぐには、基本用土に改良用土が混ぜられている園芸用の土を使い、土壌のpH値を調整すると良いでしょう。

まとめ

観葉植物の葉に白っぽい粉のようなものがついていたら、コナカイガラムシなどの害虫が住み着いているか、病気の可能性を疑いましょう。

早期に発見し、対処できれば繁殖を防ぐことにもつながります。そのためには、普段から観葉植物の様子を注意深く観察しておくと良いでしょう。水やりの際がおすすめです。

このほか、カビが原因でなる病気の代表的なものとして、うどんこ病、炭疽病、立枯病があります。これらは薬液の塗布などで繁殖を抑え、予防もできます。病気に冒された葉を早めに摘み取るのも有効な方法です。

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