お知らせグリーンロードオンラインショップは8月19日より「with Hana」(ウィズハナ)としてリニューアルOPENいたしました

観葉植物に虫がつく原因とは?予防で観葉植物を守ろう

室内で育てているはずの観葉植物でも虫がついてしまうことは珍しくありません。こちらの記事では、観葉植物に虫がつく原因や、代表的な虫の駆除方法について紹介します。適切に管理して観葉植物を虫から守りましょう。

観葉植物の虫に関係する3つのポイント

一般的に観葉植物は、野菜や果樹に比べて虫による被害が少ないと言われています。しかし、その可能性はゼロではないので、虫がつきにくい環境を整えることが大切です。

大きく分けて3つのポイントを押さえておくと、虫がつく確率を下げられるでしょう。まずは、観葉植物に最適な『置き場所』について解説します。

置き場所

室内で観葉植物を育てる場合、湿気が少なく『風通しの良い場所』に置くのがポイントです。ジメジメした湿気の多い場所では、植物が弱って虫がつきやすくなってしまいます。

多くの観葉植物は明るい日陰を好みます。湿度に加え、部屋の明るさにも気を配るようにしましょう。ただし、夏の直射日光は、葉焼けの原因になります。

また、観葉植物は、頻繁に置き場所を変えるとストレスがかかって、弱ってしまうことがあります。置き場所は、決めたらあまり動かさないようにしましょう。ベランダなど外に出すと虫がつく可能性があるので、注意してください。

葉水

虫を寄せ付けないためには、こまめに『葉水』をかけてあげることも大切です。なぜなら、観葉植物につきやすいハダニやアブラムシは、水に弱い性質があるからです。葉水は、防虫効果につながります。

さらに葉水をかけると、葉についたほこりなどの汚れが落とせるうえ、乾燥を防げます。その結果、観葉植物はよりいきいき育ってくれるでしょう。

葉水をかけるときのポイントは、葉の表だけでなく裏側や幹の部分までしっかりかけることです。水やりとは別なので、できれば葉水は毎日することをおすすめします。

受け皿の水

受け皿に水が残っていると、虫がつく原因になります。さらに根腐れにもつながるので、こまめに捨てることが大切です。

水やりを終えたら、受け皿に水が残っていないかチェックし、残っている場合は必ず捨てるようにしましょう。このひと手間が、虫予防には大きな効果を発揮します。

また、鉢カバーをつけていると、受け皿に水が残っているかわかりづらくなります。水やりのときは外すか、水を吸い取れる大きめのスポイトをあらかじめ用意しておくと便利です。

植物の周りを飛ぶコバエ

「気づいたら、植物の周りをコバエが飛んでいた…」という経験、1度はあるのではないでしょうか。その主な原因は、観葉植物の土と受け皿が考えられます。

まずは、代表的な2種類のコバエについて解説します。それぞれの特徴を理解して、駆除の仕方を探っていきましょう。

チョウバエとキノコバエ

観葉植物に湧くコバエは、『チョウバエ』と『キノコバエ』の2種類に分けられます。どちらもコバエに変わりありませんが、発生する環境が違います。

チョウバエの発生源は、汚れた水や水垢です。そのため、観葉植物の受け皿から発生し、水のある受け皿に卵を産みます。体長は1〜5mmとキノコバエに比べるとやや大きく、ゆっくりと飛ぶコバエです。

一方、キノコバエの発生源は、有機用土や肥料です。つまり観葉植物の土から発生し、土の中に卵を産みます。体長は1〜2mmと小さめで細く、手足の長いコバエです。

湿った場所に卵を産む

どちらのコバエも、ジメジメと湿った場所に卵を産みます。これは、『ショウジョウバエ』や『ノミバエ』などコバエ全般に言えることでしょう。

チョウバエは卵を産んでから約2週間、キノコバエは約3週間で幼虫になります。幼虫になってからの寿命は、どちらも約4〜10日前後ですが、大量の卵を産むので、なるべく卵を産ませない環境を整えておくことが大切です。

駆除の仕方

植物の周りを飛んでいるコバエは、『掃除機』で吸い取るのが1番です。飛んでいるコバエを狙って殺虫スプレーを噴射すると、部屋にスプレーのにおいが充満してしまいます。

キノコバエの場合、土の表面2〜3cmに卵を産んでいるので、まずはその部分を取り除きます。そのうえで、表面に無機質の赤玉土を足しましょう。赤玉土には、キノコバエのエサとなる成分が含まれていないので安心です。

水を張った大きなバケツの中に鉢ごと沈めて、10分程度待つという方法もあります。水面にコバエの幼虫や卵が浮いてくるので、網などで除去すれば完了です。

薬剤は効果抜群

『薬剤』を使って駆除することも可能です。最もおすすめなのは、水で薄めたダントツ水溶剤を、土の表面全体に行き渡らせる方法です。土の中の幼虫や卵を全滅させられます。

薬剤は、土だけでなく鉢にもかけると、より高い効果が期待できます。駆除する場合は、徹底的に行うのがポイントです。

以下の記事ではコバエの駆除グッズなどさらに詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。

関連記事

2019.05.27

観葉植物のコバエの予防と駆除。虫嫌いでも簡単にできる方法は?

観葉植物の虫は病気の原因になることも

観葉植物に虫がつくと、それが原因で植物が病気になって枯れてしまうケースがあります。「何かおかしな点はないか?」と、植物をよく観察してみることが大切です。

特に、葉・幹・枝が黒いすすで覆われたようになっている場合は、要注意です。『すす病』にかかっている可能性があります。まずは、すす病について詳しく解説します。

すす病とは

『すす病』とは、すす病菌というカビが増殖して発症する病気です。観葉植物がかかりやすい代表的な病気の1つと言えるでしょう。

発症すると、植物の葉などに黒い斑点が現れ、名前の通りすすをかぶったような状態になります。これは単に見た目が悪くなるだけでなく、植物の光合成や葉の表面からの蒸散を妨げてしまいます。その結果、植物が枯れる可能性もあるのです。

すす病は年間を通して発生しますが、春や夏など暖かい時期に発生しやすい傾向があります。この時期は、特に注意するようにしましょう。

成虫になると厄介なカイガラムシ

すす病菌は、『カイガラムシ』や『アブラムシ』など害虫の排泄物や分泌物をエサに増殖します。特に排泄物には糖分が多く含まれているので、それに引き寄せられるように病菌が集まるのです。

つまり、すす病になるということは、植物に虫がついている証拠と言えます。もし、その虫がカイガラムシだった場合、成虫になると非常に厄介です。

カイガラムシが成虫になると固く丸い貝殻をもつようになり、この貝殻があるせいで薬剤が効きにくくなります。そのため、早期発見・早期駆除がポイントと言えます。

もし薬剤が効かない場合は、爪楊枝などを使って1つ1つ除去しましょう。地道な作業ですが、増殖を防ぐためには少しでも早い対応が賢明です。

繁殖しやすいコナカイガラムシ

カイガラムシの仲間で、白い体が特徴の『コナカイガラムシ』という害虫もいます。見た目は白いダンゴムシのような姿ですが、攻撃するとオレンジ色の液体を分泌して威嚇してきます。

繁殖力が高く、植物の葉や新芽を食べてしまうため、見つけた場合は早急に駆除しましょう。コナカイガラムシの排泄物は粘り気があるので、すす病を発症した場合、すす病菌が排泄物に付着して、植物の光合成を妨げることが考えられます。

周りの観葉植物に繁殖しないよう、薬剤などで早めの駆除を心がけてください。

排泄物により被害が広まるアブラムシ

黄緑色をしたアブラムシは、植物の栄養分をエサにして茎や幹に住みつきます。植物の栄養をとり、生育を阻害してしまうのです。

さらにアブラムシが発生すると、その被害は一気に広がる危険があります。なぜならアブラムシの排泄物は、アリなどの昆虫を呼び寄せてしまうからです。

それだけでなく、アブラムシはウィルス病を媒介します。病気にかかっている植物の汁を吸い、そのときについたウィルスを他の植物に運んでしまうのです。媒介するウィルスは、『キュウリモザイクウィルス』や『カブモザイクウィルス』などがあります。

植物は、大量のアブラムシに侵されると枯れてしまいます。そのため、『窒素分の多い肥料を与えすぎない』『密植状態にしない』ことを心がけ、アブラムシ対策をとりましょう。

土で飛び跳ねる黒い小さい虫の正体は?

黒くて小さい虫が、観葉植物の土の表面で飛び跳ねていませんか?その虫の正体は、もしかすると『トビムシ』かもしれません。

トビムシとはどんな虫なのか、どうやって駆除・予防すれば良いのか、詳しく解説します。トビムシが発生している場合は、早急な駆除が必要です。

トビムシの可能性大

『2〜3mmくらいで小さい』『黒い』『土で飛び跳ねる』この3つが当てはまったら、その虫はトビムシと判断して良いでしょう。害虫名がわかれば、駆除方法がすぐに見つかります。

トビムシは、ジメジメした湿気の多い場所で発生しやすい傾向があります。土壌の分解を促す益虫としても知られており、植物にとって有害ではありません。しかし、1匹ではなく大量発生することが多いため、不快感があるでしょう。

その不快感から、大切に育ててきた観葉植物を処分してしまうケースも多々あります。しかし、きちんと見極めて駆除できれば、トビムシを完全に排除することができるのです。

黒以外の色をしていることも

トビムシの特徴は黒いと解説しましたが、実は黒以外の色をしたトビムシもいます。その色は、白色・緑色・紅色などです。

色は違っても大きさは同じ、頭に触覚を2本もっています。湿気の多い場所を好むので、観葉植物をお風呂やキッチンに置いてある場合は注意が必要です。

駆除や予防方法は簡単

駆除する場合は、まず観葉植物を日当たりの良い場所に移します。湿気のある土を乾燥させることがポイントです。それでも気になるときは、新しい鉢に変えると良いでしょう。

そのうえで、ムシや土に向かって殺虫剤を吹きかけます。これで駆除できますが、湿気の多い環境では再び発生する可能性があるので、置き場所を変えるか風通しを良くするようにしてください。

予防方法としては、有機肥料ではなく化学肥料を使用することをおすすめします。トビムシは有機物を好むからです。また木製の鉢は、腐るとトビムシの発生源になるので、あらかじめ殺虫剤をかけておくと良いでしょう。

観葉植物用の虫除けスプレーはある?

観葉植物に虫がついても駆除する方法はありますが、予防しておくことが大切です。しっかり予防しておけば、駆除に時間をかける必要がなく、不快な思いをすることもありません。

観葉植物に使える虫除けスプレーを使って、あらかじめ害虫対策をしましょう。おすすめのアイテムを3つご紹介します。

虫の予防に 木酢液

虫の予防には、まず『木酢液』がおすすめです。木酢液とは、炭を作るときに発生する水蒸気を冷やして液体にしたものです。色は褐色で、燻製のようなにおいがします。

忌避剤としての役割があり、アブラムシなどの害虫を寄せ付けません。さらに希釈した木酢液を植物の葉に直接散布すると、植物の代謝が上がり成長が促されます。土に散布すれば、土壌内の微生物が活発になるでしょう。

ただし、木酢液の濃度が濃すぎると、植物にとって毒になるので希釈するときは気をつけてください。目安は、2lのペットボトルにティースプーン1杯程度です。

アルコールなどさまざまな成分が含まれる

木酢液は、その90%が水です。残り10%は酢酸、その他アルコール類をはじめエステル類やフェノール類などさまざまな成分が含まれています。

ただし木酢液と言っても、その品質は使用されている樹木や精製方法によってばらつきがあります。なるべく濁りが少なく透明色に近いものを選び、刺激臭の強い木酢液は避けましょう。

殺虫、抑制に ベニカXファインスプレー

『ベニカXファインスプレー』は、観葉植物に使える殺虫殺菌剤です。害虫に対して、即効性と持続性を発揮します。例えばアブラムシの場合、約1カ月間、効果が持続します。

病原菌の侵入を防いでくれるので、観葉植物の病気予防にもつながります。散布時は、マスクや手袋を着用するようにしましょう。風向きを考え、人やペットにかからないように注意してください。

  • 商品名:ベニカXファインスプレー
  • 価格:1,018円(税込)
  • Amazon:商品ページ

殺虫効果長持ち カイガラムシエアゾール

『カイガラムシエアゾール』は、その名の通りカイガラムシに対して効果を発揮します。成分が枝に浸透してから約1カ月間、殺虫効果が続くので、散布後に発生した場合でも退治してくれるのがうれしいポイントです。

ジェット噴射なので、身長の高い観葉植物でも全体に殺虫成分が届きます。また、冬場の越冬成虫にも効果があるのです。

ただし1カ所に連続して噴射すると、観葉植物に悪影響を与えてしまいます。集中的な噴射は避け、全体的にかけるようにしましょう。ベニカXファインスプレー同様、散布時はマスクや手袋を着用してください。取り扱いには十分な注意が必要です。

  • 商品名:住友化学園芸 カイガラムシエアゾール
  • 価格:604円(税込)
  • Amazon:商品ページ

虫が湧かない土はある?

観葉植物に使う『土』によっても、虫を予防することは可能です。反対に、土が虫の発生源となってしまうことがあります。

まずは、『きれいな土』と称される『カルセラ』について解説します。園芸初心者なら、まずはこの土を試してみてはいかがでしょうか。

きれいな土 カルセラ

カルセラは、室内のガーデニング用に開発された土です。高温で焼成されたセラミック製の栽培土なので、観葉植物に虫がつきにくいのが特徴です。

さらに、洗って繰り返し使えるというメリットもあります。経済的かつエコなので、近年注目を集めている土です。

『コバエが気になる』『土の処分が困る』という方は、カルセラを使ってみると良いでしょう。観葉植物の栽培には最適です。

ハイドロカルチャーは虫がつきにくい

室内で気軽に観葉植物を楽しむなら、『ハイドロカルチャー』もおすすめします。ハイドロカルチャーとは水耕栽培の一種で、ハイドロボールという人工培土を使って栽培する方法です。

通常の土ではないので、虫がつきにくく衛生的です。また、ハイドロカルチャーに使用する人工培土は、砂状・ゼリー状・石状などバリエーションが豊富にあります。インテリアに合ったものを選べるので、おしゃれに楽しめるでしょう。

シェフレラやパキラなどを育てられる

ハイドロカルチャーにおすすめの観葉植物は、『シェフレラ』や『パキラ』などです。つるりとした葉が放射線状に広がるシェフレラは、丈夫で育てやすいと言われています。小さめのシェフレラを選べば、より簡単に栽培できます。

パキラも育てやすく、ハイドロカルチャーとの相性は抜群です。生命力が強く次々と新芽が出てくるので、植物の栽培が苦手な人にもおすすめします。

こちらの記事でも害虫の対策方法をご紹介しています。ぜひ読んでみてください。

関連記事

2019.05.27

観葉植物につく白い虫の種類を解説。駆除の仕方と予防方法もご紹介

まとめ

観葉植物に虫がつく原因について解説しました。その原因は、置き場所や管理方法などさまざまです。観葉植物のためを思って土に配合した肥料が、虫の発生源になるケースもあるでしょう。

虫がついても駆除する方法はありますが、まずはしっかり予防することが重要です。育てるときの注意点や予防策をしっかり意識して、あらかじめ虫の発生を防ぎましょう。

関連する記事

こちらの商品も人気