おしゃれで可愛い観葉植物の人気種類14選。特徴と育て方を紹介

インテリアやギフトにぴったりのおしゃれで個性的な観葉植物を紹介します。種類ごとに異なる『正しい育て方』や『最適な環境』を理解しイキイキと元気に育てましょう。観葉植物の名前が分からないときの検索方法も要チェックです。

観賞植物の種類は多く、見た目もさまざま

観葉植物の種類は非常に多く、植物分類ではまず『科』で大別され、さらに『属』に分別されます。植物の名前や属性を知る重要性について考えてみましょう。

種類別の特性を知ることは大事

観葉植物をインテリアにする人が増えていますが、一度購入したら、健やかな状態をキープしたいと思うのは当然でしょう。植物の種類や特性を知ると『正しい育て方』や『手入れの仕方』が分かるため、元気に美しく育てられるのです。

具体的には、日当たり・水やり・温度管理・肥料の与え方などが挙げられ、科や属といった『種類別』によって異なります。

観葉植物の基本の育て方

以下は観葉植物を育てるときの基本です。植物の葉や花付きが悪くなってきたり、カビや根腐れが発生したりする場合は、適切な育て方をしていない可能性があります。

日当たり

観葉植物をはじめとする植物は、光合成をして酸素やエネルギーを作り出しています。光が得られない状態が続くと飢餓状態になり、やがては枯れてしまうでしょう。

  • 日なた
  • 半ひなた
  • 明るい日陰
  • 半日陰
  • 日陰(蛍光灯)
  • 暗い日陰(白熱灯)

室内で育てる場合、『明るい日陰』はレースのカーテン越しぐらいの明るさのことです。

『日陰』は日光が当たらない室内(蛍光灯)のことですが、『半日陰』は1日に4時間程度、光に当てるのが好ましい状態を指します。

観葉植物はある程度の耐陰性があり、明るい日陰または半日陰で育てられるものが多いです。日陰を好むものでも、時折、太陽の柔らかな光を当てることで株が丈夫に育つでしょう。

水やり

観葉植物の水やりの基本は『土が乾いたらたっぷり与える』ことです。土を触り、白くパラパラした状態であれば乾燥している証拠ですが、湿り気のある土が指に付着するようであれば、水やりは必要ありません。

『水の量』は、水が受け皿に浸み出してくるほどたっぷり与えましょう。受け皿に溜った水は、根腐れやカビの原因になるので、すぐに捨ててください。

乾燥地帯に自生する植物の中には、茎や葉に水を蓄えているものがあります。こうした植物は、こまめに水を与えると根腐れする可能性があるでしょう。

種類によっては、夏は土が乾いてから2~3日後、冬は7~10日後と、水やりの間隔が長いものもあります。

温度管理

多くの観葉植物は温帯・熱帯に生息しているので、基本的には寒さに強くありません

15℃以上の環境を快適と感じ、10℃を下回ると元気がなくなります。中には耐寒温度が5℃前後の植物もありますが、降霜には耐えられないため注意が必要です。

厳冬期は室内でも寒さ対策をしましょう。気温が下がる深夜から明け方にかけては、ダンボールや発泡スチロールの囲いが役に立ちます。通常のエアコンの強い熱や風は植物を乾燥させてしまうので気を付けましょう。

肥料

肥料には、植物に必要な三大要素(窒素・リン・カリウム)が含まれています。花や実がつかないときは『リン』が多めのものを、病気になりやすければ『カリウム』が多めのものを選ぶとよいでしょう。

追肥のタイミングは、植物の『生育期』に合わせるのがベストです。植物には、より沢山の養分を必要とする『生育期』と成長がほぼストップする『休眠期』があります。休眠期は養分や水をあまり必要としません。

肥料の量は、パッケージに記載された規定量を守りましょう。

育てている観賞植物の名前を調べる方法

観葉植物の名前や種類が分からない場合は、インターネットを活用しましょう。実物または写真がある場合は、画像を使った検索ができます。

画像検索可能、花と観葉植物(葉っぱの岬)

『花と観葉植物(葉っぱの岬)』は植物の特徴や育て方が検索できるサイトで、画像からの検索が可能です。たとえば『種類別、観葉植物の一覧』のア行をクリックすると、関連する植物の画像が一覧表示されます。

各ページには、学名・原産地・分類などの基本データが掲載されているので観葉植物についての理解を深められるでしょう。さらに、置き場所・水やり・植え替え・増やし方・肥料などの詳細が掲載されていて、まるで植物図鑑のような構成です。

花と観葉植物(葉っぱの岬) 公式HP

特性や色で絞込み、みんなの趣味の園芸

NHKが運営する園芸・ガーデニングサイトで、ユーザーからの投稿写真や感想が豊富に掲載されています。

『育て方がわかる植物図鑑』の検索は、特性・色・花の開花時期から絞り込みができるので、名前や学名が分からなくてもOKです。各ページは『趣味の園芸』講師陣や専門家が執筆しているので、より正確で詳しい情報が得られるでしょう。

みんなの趣味の園芸 公式HP

観葉植物の種類図鑑、ゴムの木の仲間

『ゴムの木』とは、樹液にゴム質を含む植物の総称で、非常に多くの種類があります。観葉植物の場合、クワ科フィカス属(イチジク属)であることが多く、主に亜熱帯・熱帯を中心に生息しているのです。

精霊が宿るといわれる、ガジュマル

ガジュマルは、南アジアから沖縄にかけて自生する常緑高木で、幹からいくつもの気根をのばす独特の樹形が特徴です。沖縄では精霊が宿る『聖木』と見なされています。

湿潤な環境を好むため、霧吹きを使って、こまめに葉っぱに水を吹きかけてあげましょう。水やりは土が完全に乾いてからたっぷり与えてください。

日当たりのよい場所を好みますが、耐陰性もあるので、レースカーテン越しの明るい日陰でも十分に育ちます。

肥料は、春から秋にかけての生育期に与えましょう。寒さに弱いため、冬場は5℃以下にならないよう温度管理を徹底してください。

葉のカールが可愛い、ベンジャミン バロック

ベンジャミンバロックは東南アジアなどの亜熱帯・熱帯に生息しています。くるんとカールしたツヤのある葉が特徴的で、インテリアやギフトとしても人気です。

日当たりのよい場所を好みますが、直射日光が苦手なので、室内の明るい日陰で育てましょう。熱帯の観葉植物の中ではまずまずの耐寒性を持ち、5℃を下回らければ枯れることはありません。

春から夏にかけての成長期には、新芽が一斉に芽吹きます。刈り込みに強いので、こまめに剪定をし、樹形のデザインを楽しみましょう。

濃緑色と葉が大きいのが特徴、デコラゴム

デコラゴムは『インドゴム』の枝変わりによってできた品種で、濃緑色の大きな葉は、肉厚で丸みがあります。丈夫で繁殖力が強いので、園芸初心者でも比較的楽に育てられるでしょう。

日当たりのよい部屋か明るい日陰がベストですが、耐陰性にも優れ、日陰での栽培も可能です。時々、日光をたっぷりと与えてあげましょう。

花言葉は『永久の幸せ』で、誕生日などのプレゼントにも喜ばれます。

観葉植物の種類図鑑、ウコギ科

ウコギ科は双子葉植物の科の1つで、つる性・木本・草本など種類はバラエティに富んでいます。その数は900種類ともいわれ、観賞用だけでなく食用や薬用に重宝されるものもあるのです。

独特の葉の形状(掌状・羽状)と豊かな緑は、オフィスやリビングなど、さまざまな場面で好まれるでしょう。

丈夫で育てやすい、アイビー

ウコギ科キヅタ属の常緑つる性低木で、学名は『ヘデラ』です。北アフリカ・ヨーロッパ・アジアなど幅広い地域に生息し、丈夫で育てやすいのが魅力でしょう。

日当たりのよい場所を好み、春から秋にかけては屋外での栽培も可能です。つるが伸びていくので、本棚や天井に吊り下げる『ハンギングプランツ』にも最適でしょう。伸びすぎたつるはこまめに剪定をすると見栄えがよくなります。

耐寒性はありますが、冬は5℃以下になると成長が緩慢になるので、室内の明るい日陰に移動させ、水は控えめに与えてください。

生命力が旺盛なアイビーは、鉢の中が根っこでパンパンになる前に植え替えをするのがベターです。植え替えのタイミングは1~2年を目安にしましょう。

人気の定番観葉植物、シェフレラ

シェフレラは世界の温帯から亜熱帯地域に生息するウコギ科で、アオイ科の『カポック』に似ていることで知られます。

耐陰性・耐寒性に優れた順応性が高い植物なので、滅多に枯れてしまうことはないでしょう。乾燥に強く、水は土が完全に乾いてからでOKです。

室内で管理する場合は、日当たりのよい場所か明るい日陰に置くと葉っぱが元気になります。シェフレラは肥料の効果が顕著にあらわれる観葉植物で、生育期の5~9月に追肥すると株が大きく育つでしょう。

独自の香りを持つ、ポリシャス

ウコギ科のポリシャス属は東南アジアやポリネシア、オーストラリアなどの温かい場所に生息します。

常緑の小高木または低木で、自生地では2~8mほどまで成長しますが、観葉植物の場合、鉢植えでも十分育てられるでしょう。枝葉がよく伸びるので、こまめな剪定が必要です。

ポリシャス属は種類が多く、葉っぱの形や色、幹の曲がり具合などさまざまなものがあります。春から秋にかけての生育期には青々とした葉生い茂り、爽やかな香りを放つでしょう。

室内に森のようなすがすがしさをもたらしてくれる観葉植物で、上手に育てられれば、エントランスや窓際のパーテーション代わりにもなります。

耐陰性があり、明るい日陰や半日陰で育てられますが、寒さには注意しましょう。冬は10℃以上の温度をキープするのが理想です。

観葉植物の種類図鑑、シダの仲間

シダ系の植物は、日本をはじめとする世界中に分布しています。苔に続く古い歴史を持ち、種子は作らず胞子で増える性質を持っているのです。鬱蒼と茂る細かな葉っぱは見ているだけでも癒されるでしょう。

多湿の半日陰や明るい日陰を好むものが多いため、温度・湿度管理には気を付ける必要があります。

小さい葉が可愛らしい、アジアンタム

アジアンタムタムは温帯・亜熱帯・熱帯に生息するシダ系植物で、繊細で小さな葉を茂らせます。大きさは15cm~1mほどで、小型のものはプラントハンガーで吊るすのも素敵です。

繊細な葉は乾燥や直射日光に弱く、一度枯れてしまったら元には戻りません。チリチリになってしまった部分は根元からカットし、こまめに霧吹きで水を与えてあげましょう

水やりは、土の表面が半乾きになった時点がタイミングで、夏場は1日に2回の水やりが必要な場合もあります。冬は8℃以上の環境で育てるのが好ましいですが、エアコンの熱や風を直接与えるのは禁物です。

別名はビカクシダ、コウモリラン

ウラボシ科ビカクシダ属のコウモリランは熱帯に分布するシダ植物の仲間です。自生地では樹木に着生して成長します。そのため、室内で育てるときも、バスケットにいれたり、板などに貼り付けたりするのが一般的です。

耐陰性があり室内で育てられますが、こまめに日光を当ててあげると健やかに育ちます。高温多湿を好み寒さには弱いので、冬はできるだけ10℃以上の環境で管理しましょう。

葉のウエーブが美しい、アスプレニウム

アスプレニウムは、熱帯に分布する常緑多年性の着生シダで、品種は約700種類にものぼります。日本で見かけるのはそのうちの約30種類で、中でも『アビス』『マザーファン』などが有名です。

アスプレニウムの魅力は、何といっても緩やかに波打つ大きな葉でしょう。

ツヤのある葉は、外に広がるように成長します。着生シダなので、鉢植えはもちろん、ヘゴ板に植え付けたり、ハンギングバスケットに入れたりするなどさまざまなアレンジが楽しめるでしょう。

直射日光が当たると葉焼けするため、室内の明るい日陰で育てるのがおすすめです。

観葉植物の種類図鑑、ブドウ科

ブドウ科は、ブドウに代表されるつる性の木本または草本で、巻きひげや吸盤を持つものがほとんどです。温帯から熱帯の幅広い場所に分布し、耐寒性の高いものも少なくありません。

インテリアとしてお洒落ブドウ科観葉植物を2つピックアップしています。

室内観賞用に最適、シュガーバイン

シュガーバインは、ブドウ科ツタ属のつる性植物で、手を広げたような葉が特徴的です。シュガー(砂糖)バイン(つる)という名前は、葉裏に甘い樹液を付けることに由来しています。

耐寒温度は5℃で、耐陰性もありますが、室内では明るい日陰で育てるのが好ましいでしょう。日照不足になると葉色が悪くなるので、たまに光をたっぷりと与えてあげてください。

伸びたツルは適当な長さにカットしてガラスの花瓶やバスケットに飾ると素敵です。見た目はデリケートで可愛らしいですが、生命力は強く、水に付けておくと切り口から根を生やします。

病気や害虫に侵されることも少ないので、初心者でも育てやすいでしょう。

吊るして楽しむ、カンガルーアイビー

カンガルーアイビー(シッサス・アンタルクティカ)は、ブドウ科セイシカズラ属(シッサス属)で、オーストラリアが原産です。日本でよく見られる『アイビー』はウコギ科ヘヅタ属に分類され、やや特徴が異なります。

カンガルーアイビーの葉は、楕円形のギザギザで、先がやや尖っているのが特徴です。明るい日陰や半日陰で栽培でき、冬は0℃を下回らなければ問題なく越冬できるでしょう。

細い茎はつる状で、這うように伸びるため、天井に吊るしたり、葉を垂れ下げてディスプレイしたりすると素敵です。

観葉植物の種類図鑑、サトイモ科

サトイモ科に分類される観葉植物は、草本性の単子葉植物で、温暖で湿潤な環境を好むものがほとんどです。個性的な葉や花は、部屋のアクセントにもなるでしょう。

初心者におすすめ、ポトス

日本において流通が多い人気の高い観葉植物と言えるでしょう。

黄緑色の『ライム』や、白や黄色のはけ込み斑のある『ゴールデン』、白や緑のマーブル状が特徴的な『マーブルクィーン』など、種類がとても豊富です。

原産地の熱帯地方では、大きな樹を這い上がるようにして成長します。日当たりのよい場所を好み、春から秋にかけては直射日光の当たらないベランダ(屋外)での育生が可能です。室内では、明るい日陰や半日陰で管理しましょう。

高温多湿を好むため、空気が乾燥するときは霧吹きで葉に水を与えてください。一方、冬の寒さには弱く、外の気温が15℃以下になったら室内に取り込む必要があります。

葉の切れ目が特徴的、モンステラ

熱帯アメリカ原産のモンステラは、切れ目のある大きな葉が特徴的です。名前はラテン語の『怪物』に由来していますが、『蓬莱蕉(ほうらいしょう)』という美しい和名も持っています。

ハワイアンキルトのモチーフにも用いられていて、その認知度は高いでしょう。

高温多湿を好み、耐陰性もありますが、冬の寒さは苦手です。冬は、エアコンの熱風が当たりすぎない15℃以上の温かい環境で管理しましょう。

モンステラの特徴の1つが、葉の付け根から伸びる茶色の枝のような『気根』です。土や水の中に入れると根っこになるので、株分けのときは、切り落とさないようにしましょう。

ハート型の葉が印象的、アンスリウム

アンスリウムは、ハート型の葉に、仏炎苞(ぶつえんほう)とよばれる個性的な形状の苞を持ったエキゾチックな観葉植物です。一部は赤や白、ピンクに色づきます。そのため、まるでお花のように見えるのも特徴的です。

熱帯が原産のため、高温多湿の環境を好み、春から夏にかけての乾燥する時期は、霧吹きで適度な葉水をすると瑞々しく育ちます。15℃以上の環境が理想で、冬は10℃を下回ったら室内に取り込みましょう。

まとめ

観葉植物の購入時は、水やりや日照時間、適した環境などをあらかじめチェックしておきましょう。ライフスタイルや環境に合わないものを選ぶと管理がやや難しくなります。

特に、誰かにプレゼントする際は、相手と観葉植物のマッチングもしっかり考えたいところです。

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