胡蝶蘭が枯れてしまった!?再生の仕方や捨て方、完全ガイド!

せっかくいただいた胡蝶蘭を枯らしてしまった!と悲しんでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?胡蝶蘭は長持ちするお花ですが、管理が行き届かなかったり、一生懸命お世話しても枯れてしまうことはあります。とても残念ですが、お花には寿命があると割り切って、これまできれいに咲いてくれてありがとうという気持ちを込めて、きちんと廃棄・処分しましょう。

どんな状態だと胡蝶蘭は枯れたと判断できる?

葉のチェック

今、胡蝶蘭の捨て方を考えているということは、胡蝶蘭のお花が落ちてしまった状態でしょうか?胡蝶蘭は華やかで大ぶりのお花が印象的な分、お花が落ちてしまうと寂しい印象になってしまいますよね。もし、「お花が落ちてしまった=枯れてしまった」とお考えのようでしたら、それは早とちりかもしれません!まずは、胡蝶蘭がどんな状態なのか調べ、本当に捨てなくてはいけないのか、確認しましょう

胡蝶蘭の平均的な寿命は?

胡蝶蘭の寿命は非常に長いといわれており、丁寧にお世話をすれば50年以上は生きられるともいわれています。ご家庭での平均的な寿命は10年ほどともいわれており、鉢植えで胡蝶蘭のお花が咲いている場合は、1カ月以上はお花を楽しめるといわれています。捨てようと思っている胡蝶蘭はどれくらい育てているものでしょうか?

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胡蝶蘭のみきわめ方

では、どこを見て胡蝶蘭が生きているか判断すればよいでしょうか?ポイントは「葉」と「根」の2つです。

2つのみきわめポイント
  1. 葉が1枚でも残っていたら、その胡蝶蘭はまだ生きています!
  2. 太い根が1本でも2本でも残っていたら、その胡蝶蘭はまだ生きています!

根全体が黒や茶色に変色していたり、根が細くて干からびている状態ですと、残念ながらその胡蝶蘭は捨てるよりほかありません。

捨て方① 業者引き取り

ふたりの男性

根も黒く変色し、葉も全て落ちてしまい、胡蝶蘭が枯れてしまったとわかった場合、業者さんに引き取ってもらいましょう。

胡蝶蘭を発注した業者さん、お花屋さんに引き取ってもらう

胡蝶蘭を販売しているお花屋さんの中には、枯れてしまった場合の回収を無料で請け負ってくれる場合があります。胡蝶蘭を捨てるのはけっこう大変ですので、とても助かりますね。胡蝶蘭を注文した際の金額が○○円以上や回収が可能な地域かなど、回収には条件がある場合が多いので、確認してみましょう

枯れてしまっている、処分してほしい場合は「回収・引き取り」

枯れてしまっている場合は、胡蝶蘭専門の廃棄業者さんにお願いしましょう。

インターネットで「胡蝶蘭 捨てる 業者」などと検索すると、胡蝶蘭専門の廃棄業者さんなどがたくさん出てくると思います。有料での回収となる場合が多いようで、相場は1,000円~2,000円程のようです。費用は回収を依頼する胡蝶蘭の数によっても変わりますので、目安としてお考え下さい。掲載されている廃棄費用に何が含まれているか、以下のポイントを参考に確認しましょう。

廃棄業者えらびでチェックするポイント
  • 地域…引き取りに来てもらう地域は、回収の対象地域かどうか。
  • 配送・回収の出張費用…費用内に含まれているかどうか。
  • 回収してくれるもの…胡蝶蘭の花・茎などだけか、植木鉢や植え込み材、そのほかの付属品も一緒に回収してもらえるかどうか。
  • 事前の仕分け作業…自分で作業が必要かどうか。また、自分で胡蝶蘭の仕分け・解体作業が必要な場合、梱包材などは送ってもらえるかどうか。

花が咲いている場合は「買い取り」も可能

「胡蝶蘭がまだ鮮度のいい状態で、お花が咲いているけれど、置く場所がなくなってしまい、捨てたい…」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれませんね。そうした場合は、胡蝶蘭を買い取ってもらうということも可能です。

こちらもインターネットで「胡蝶蘭 買い取り」などと検索すると、専門業者さんのサイトが出てくると思います。せっかくきれいに咲いている胡蝶蘭を捨ててしまうのは忍びないですし、誰かが喜んでくれるならうれしいことですよね! 胡蝶蘭の状態によりますが、平均的な買い取り相場は700円~2,000円と言われています。ぜひ調べてみてください。

捨て方② 自分で処理する

部屋とダンボール

では、「少し時間がかかっても、自分で捨てる!」というかたへ、胡蝶蘭の捨て方をご紹介します。

1.ラッピングや花茎を分解する

まずは花茎を束ねているテープや、花茎と支柱をまとめているテープをすべてはがしてください。

2.支柱を抜く

鉢から花茎を支えていた支柱を抜きます。抜いた支柱はペンチなどで細かくするか、ペンチでも切れない場合は、小さく曲げておきましょう。捨てる際に小さいほうが捨てやすいためです。この支柱の処理が一番大変な作業かもしれませんので、がんばってくださいね!

3.茎・葉・根を仕分ける

胡蝶蘭自体は可燃ごみとして出せるところが多いようです。茎などが長い場合は、支柱と同じように細かく切りましょう。花が残ってる場合は、切り花としても楽しむことができます。

4.分別して捨てる

解体した植木鉢、胡蝶蘭本体、植え込み材、付属品をゴミとして出しましょう。こちらに書くのは一般的なゴミの分別になりますので、お住まいの自治体のルールにしたがってゴミを出してくださいね。

植木鉢

  • 素焼き、テラコッタ:燃えないゴミ どちらも土からできており、焼き方がちがいます。土は燃えないものなので、燃えないゴミとして出しましょう。
  • ポリポット:燃えるゴミ、またはプラスチック(資源)ゴミ 自治体によって燃えるゴミ、プラスチック(資源)ゴミと扱いが違うようです。プラスチック(資源)ゴミとして出す場合は、他のプラスチック同様、土を落とし、きれいな状態にしてから出しましょう。
  • プラスチック:燃えるゴミ、またはプラスチック(資源)ゴミ ポリポット同様、自治体によって扱いが違うようです。必ず確認してください。

 胡蝶蘭本体

  • 葉、花茎、根:燃えるゴミ 小さくカットしてから捨てるほうが、丁寧で望ましいです。

 植え込み材

  • バーク・水苔:燃えるゴミ バーク・水苔ともに水をしっかり絞って、乾燥した状態にしてから捨ててください。

付属品

  • 支柱(ワイヤー):燃えないゴミ、資源ゴミ 小さくカットしてから捨てるほうが、丁寧で望ましいです。
  • 支柱(プラスチック):燃えるゴミ、またはプラスチック(資源)ゴミ
  • ラッピング、テープ:燃えるゴミ ※底石がある場合はお住いの自治体に確認しましょう。

胡蝶蘭は再生できる?

オレンジの胡蝶蘭

さて、ここまでは胡蝶蘭が枯れているかどうかの調べ方、枯れてしまった場合の捨て方についてご紹介してきました。ここからは、胡蝶蘭がまだ生きている場合、つまり葉がついている、太い根が1本でも2本でも生えている場合、再生できるの?という疑問にお答えしたいと思います。

1年で二度花を咲かせる「切り戻し」

胡蝶蘭の株が元気な場合は、同じ年で二度お花を咲かせることができます。今回ご紹介する方法で必ず2回目のお花が咲くわけではありませんが、株の状態が良い場合はぜひチャレンジしてみてください。

切り戻しを行うタイミング

胡蝶蘭は冬をどのような環境で過ごしたかによって、お花が咲くタイミングが変わります。一度目にお花が咲いた後に切り戻しを行うことで、二度目のお花を咲かせることができます。

  • 暖かい温度で冬を過ごした胡蝶蘭一度目に咲く時期:2月ごろ~4月下旬 → 咲き終わったら切り戻しを行う 二度目に咲く時期:7月~9月ごろ
  • 寒い温度で冬を過ごした胡蝶蘭一度目に咲く時期:5月ごろ~6月ごろ → できるだけ早く、5月下旬ごろ切り戻しを行う 二度目に咲く時期:8月下旬~10月ごろ

切り戻し作業

  1. 花が全て落ちる、または、もうすぐ花が終わりそうな胡蝶蘭を用意します。
  2. 花茎の根元から2〜3節を残し、4節目の約3cm上を切ってください。
  3. 花芽が伸びだしたら、花芽を窓辺の明るい方に向けるとよく育ちます。

来年にお花を咲かせたい場合は、花茎の根元に近い場所、約4~5cmで切る必要があります。節を残すとその節から新たな花芽が出てくる可能性があるからです。切り戻しとはやり方が異なりますので注意してください。

株に最適な状態を作ってあげる「植え替え」

鉢植えの胡蝶蘭はいくつかの株が寄せ植えになっているので、小さい鉢のままですと根が伸びて苦しくなってしまいます。株を元気な状態に保つためには「植え替え」が必要です。

植え替えが必要な胡蝶蘭

ポイントは2つです。

  • 花が咲き終わった寄せ植え(3本立て、5本立て)
  • 植え替えを2年以上していないこと

植え替えの時期

植え替えは春、4月ごろが適しています。胡蝶蘭の原産地は熱帯雨林です。そのため、寒さは苦手ですので、冬はさけて植え替えを行うとよいでしょう。遅くとも6月ごろまでには行うことをおすすめします。

植え替え作業

バークの場合も、水苔の場合も、そこまで難しい作業ではありません。胡蝶蘭が元気になってくれることを願いながら、丁寧に行いましょう。

植え替え作業のやり方
  • バークの場合
  1. バークをひとつかみ、ポリポット鉢に入れます。
  2. ポリポット鉢に固形肥料を入れます。
  3. その上に、またバークをひとつかみ入れます。
  4. 胡蝶蘭の株を中心部に入れます。
  5. 株の周りにバークを詰めます。
  6. ポリポットを鉢に入れ、倒れないようにして完成です!

 

  • 水苔の場合
  1. 水をたっぷり含ませた水苔を用意します。
  2. 水苔を健康な胡蝶蘭の根に巻きつけます。
  3. 鉢に入れるときには、やっとはいった!と思うくらいたくさん水苔を巻き付けてあげましょう。
  4. 両手で水苔を押し込みます。株を傷つけないように気をつけましょう。
  5. 鉢の上部から2〜3cmのまで水苔がはいったら完成です!

詳細はこちらの記事でもご紹介していますので、参考にしてくださいね。

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胡蝶蘭を枯らさないために!基本的な育て方

水やり

残念ながら胡蝶蘭を枯らして捨ててしまったという方は、とても悲しい気持ちになっていると思います。次に胡蝶蘭を育てる際に元気に花を咲かせてもらえるよう、基本的な育て方を覚えておきましょう。

水やりは季節に合わせて行いましょう

胡蝶蘭への水やりの基本は「乾かす」「潤す」の繰り返しです。少し水をあげるのを忘れてしまった!というときは「乾かしている」と思って慌てないでくださいね。

  • 乾かす

植え込み材の表面が乾いている状態をさします。乾燥している時期は、表面が乾いていても中には湿気が残っていることがあります。その状態で水をあげてしまうと根ぐされにつながりますので、中が乾いていることも確認しましょう。

  • 潤す

コップ一杯ほどの、常温のお水をあげましょう。胡蝶蘭は温かいところを好むお花ですので、冷たいお水は避けてください。

胡蝶蘭が喜ぶ置き場所を探しましょう

胡蝶蘭が過ごしやすい温度は20℃前後、湿度は40%以上が理想といわれています。胡蝶蘭は室内に置くことが多いと思いますが、真夏はエアコンを、真冬は暖房を使うこともありますよね。その場合は、直接風が当たらない場所に胡蝶蘭を置いてあげましょう。

さらに詳しい育て方はこちらの記事でもご紹介しています。今回捨てた胡蝶蘭以外にも、育てている胡蝶蘭がある方はぜひ読んでみてくださいね。

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まとめ

今回は胡蝶蘭のみきわめ方、捨て方を中心に、再生の仕方や基本的な育て方まで幅広くご紹介しました。胡蝶蘭が枯れてしまうととてもショックですが、枯れてしまった場合は残念ですが正しい捨て方を、まだ胡蝶蘭が生きている場合は切り戻しなどでまたお花が咲いてくれるように丁寧にお世話をしてあげましょう。

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