観葉植物もピンクと緑の葉でこんなに華やか。おすすめの種類と育て方

観葉植物と言えばグリーンのイメージが強いですが、ピンクの葉をもつものも多くあることをご存じでしょうか。かわいらしく珍しいピンクの葉をつける観葉植物には、さまざまな種類があるのです。ここでは種類や特徴、育て方についても詳しく見ていきます。

インテリアに華を添えるピンクと緑の葉

観葉植物のグリーンは空間に癒しを与えてくれます。なかでも最近注目されているのは、ピンクの葉をもつ種類のものです。まるで花のような鮮やかさがあり、インテリアをぱっと華やがせてくれます。

カラーリーフの観葉植物が人気の理由

ピンクの葉をもつものを始め、観葉植物には、『カラーリーフ』と呼ばれるカラフルな葉っぱをもつ品種が多く存在します。斑が入っているもの、黒っぽい葉をもつもの、粉雪がかかったようなグリーン、黄色、紫色、赤色など、実にさまざまです。

なかには、花よりもピンクの葉のほうが目立つというほど、華やかなタイプもあります。色のカラフルさと素敵な葉の形で、空間に華を添えてくれるでしょう。

ピンクと緑の葉の観葉植物 フィットニア

『フィットニア』は、明治末期から大正初期にかけて日本に入ってきました。濃い緑の葉とピンクの葉脈のコントラストが珍しい、フィットニアという品種です。

フィットニアの特徴や育て方について確認していきましょう。

フィットニアの特徴

フィットニアは、葉脈が網目状に見えることから、和名で『アミメグサ』とも呼ばれます。濃い緑色の楕円形の葉に、赤や白の葉脈が細かくはっきりと見られ、そのコントラストが美しい観葉植物です。

野生のフィットニアはアンデス山脈のふもとの湿地帯に生息しており、観葉植物として栽培しているものは、大きく分けて2種類あります。

『シロアミメグサ』と呼ばれる緑の葉に白い葉模様のある種類と、『ベニアミメグサ』という、緑の葉に濃いピンクの葉模様のある種類です。

とくにベニアミメグサの緑の葉とピンクの葉脈のコントラストは印象的で、ファンも多い観葉植物と言われています。

フィットニアの育て方

強い日差しが苦手な品種ですので、直射日光を避けた場所を好みます。日差しが室内にも入ってきやすい4〜10月くらいまでは、窓際でなくても室内の明るい場所であれば育ちます。

日差しが入りにくい11〜3月くらいまでは、直射日光が当たらないレースカーテン越しの窓際などに置きましょう。

水やりは、土の表面が乾いたら与えます。湿度が高いのを好むので、乾燥させないように気をつけてください。水分が不足していると美しい葉がしおれてきますので、すぐにたっぷりと与えます。

寒くなる秋からは水をあまり吸わなくなりますので、水やりの頻度や量を夏よりも控えめにすると良いでしょう。

肥料については、春から秋の生育期に与えるのがベストです。液体肥料を2週間に1回くらの頻度で与えるのが、一般的には推奨されています。

お手入れのポイント

根が鉢いっぱいにならないように、鉢底のチェックを定期的に行うことを忘れてはいけません。寒さに弱い品種ですので、冬場に株が傷んでしまうこともあります。その場合は、春から夏にかけて植え替えをすると良いでしょう。

植え替えは、それまで入っていた鉢から株を抜き、古くなった土を1/4ほど落とし、一回り大きな鉢に植え替えます。黄色く枯れかけてしまった葉や茂りすぎた葉は剪定して、株の形を整えてください。

ピンクと緑の葉の観葉植物 コリウス

『コリウス』は、現在、品種改良により100以上の品種があると言われています。室内用だけでなく、ガーデニングにも使われていることから、目にする機会が多い植物です。

ここでは、さまざまなカラーを楽しめる『コリウス』ついて、詳しく見ていきましょう。

コリウスの特徴

バラエティに富んだ葉の形や色が印象的なコリウスは、観賞用として人気の品種です。シソ科の仲間で大きな葉っぱを鮮やかなピンクに色づかせます。

ハンギングバスケットに植えると、花束のような華やかさがあり、空間を明るく彩ってくれます。ほかの色や、品種と寄せ植えにするのおすすめです。

また、コリウスには挿し木で増やした『栄養系』、種から育った『小柄種系』があります。園芸初心者であれば、より丈夫な『栄養系』を選ぶと安心です。購入時に、ラベルなどで確認しましょう。

コリウスの育て方

コリウスは、真夏の直射日光が当たると、葉焼けを起こして葉が傷んでしまうことが多いです。美しい葉の色を損なわないよう、明るい日陰に置くのをおすすめします。

また、外置きにしている場合、耐寒性はさほど強くないため、寒くなってくる11月頃には室内に入れましょう。水やりは多くの観葉植物と同様、土の表面が乾いたらたっぷりあげるようにしてください。とくに、冬は乾燥気味に育てると強い株になります。

肥料については、夏の間は月に1回の頻度で置き肥を施すか、液体肥料なら1週間に1回与えても良いでしょう。

お手入れのポイント

葉を美しく保ちたいのであれば、花摘みが大切です。葉の間から花の芽が見えてきたらすぐ下の節で切り、花を咲かせないようにケアしましょう。花に栄養が使われ、葉色が悪くなってしまうのを避けるために重要な作業です。

ちなみに、6~10月に咲くコリウスの花は、小さくてかわいらしい薄青色の花です。可憐なので、葉の色の派手さに負けてしまいがちですが、薄い青とピンクのコントラストはなかなかの美しさを誇ります。切らずに咲かせてみても面白いかもしれません。

ピンクと緑の葉の観葉植物 ヒポエステス

緑色の葉っぱに白や赤、淡いピンク色の細かい斑模様が入っている、かわいらしい観葉植物『ヒポエステス』という品種について見ていきましょう。

ヒポエステスの特徴

野生のヒポエステエスは、南アフリカ、マダガスカル、南西アジアが原産です。約40もの種類が自生しており、葉の色は赤、桃、黄色、緑が入り混じり、美しい模様を描きます。

斑の色によって、『ホワイトスポット』、『ピンクスポット』などの多くの品種を楽しめることでも人気です。

葉の色と班のカラーのコントラストは個体差があります。それぞれ違う雰囲気をもっているので、どれが空間に合うのかを選ぶのも楽しいでしょう。

ヒポエステスの育て方

日当たりの良い場所または、明るい日陰でよく育つ観葉植物です。耐陰性があり暗い室内でも枯れませんが、まったく日を当てないと茎が徒長し、葉色が悪くなります。

茎が間延びしたら切り戻し、直射日光を避けた日当たりの良い場所に移動させましょう。日光に当てると、美しい斑模様を取り戻せます。

寒さにはさほど強くなく、耐寒温度は5℃です。室内でも気温が下がる冬は、窓際でなく部屋の中のほうが安心です。その場合は、日中は窓際に移動させるようにして、日光を当てるようにしましょう。ただし、直射日光に当てるのはNGです。

水やりは、春と秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。夏は水をよく吸うため、回数は多めでも問題ありません。一方、冬は水やりを控えめにして、乾かすようにすることで耐寒性が上がります。

お手入れのポイント

春から秋にかけて、葉っぱにできる褐色で円形の異常が見られたら、それは『炭そ病』かもしれません。ヒポエステスは炭そ病にかかりやすい品種と言われています。

症状が見られたら、伝染を防ぐために異常のある箇所を切除し、殺菌剤を散布します。病気を予防するには、株や葉の風通しを良くすることが大切です。

ピンクと緑の葉の観葉植物 イレシネ

さまざまな印象的な葉をもつ『イレシネ』のなかでも、鮮やかなピンクの葉が一際目を惹くのが『イレシネ・ピンクファイアー』という品種です。

観葉植物としてはもちろん、寄せ植えのアクセントともなるイレシネ・ピンクファイアーの特徴や育て方をご紹介します。

イレシネ・ピンクファイアーの特徴

イレシネは、熱帯アメリカとオーストラリアを中心に熱帯から温帯に約70種が自生する植物です。原産地では多年草ですが、耐寒性が低いため、1年草として扱われることもあります。

イレシネのなかでも、イレシネ・ピンクファイアーは、かなり目を惹く存在です。緑色の葉には、鮮やかなピンク色の斑が入ります。まるで花が咲いているかと目を疑うような鮮烈さがあり、人気を誇る品種です。

部屋に飾れば、インテリアのアクセントになるでしょう。

イレシネ ピンクファイアーの育て方

熱帯が原産のため、耐寒性に欠けるのが弱点です。冬場は室内の暖かいところで管理してください。春〜秋は戸外に出し、日光にしっかり当てるのがポイントです。

水やりは、春と秋は鉢土が乾いたらタイミングで行いましょう。夏は戸外に出しておくと水吸いがよく早く乾いてしまうので、毎日の水やりは欠かさないようにします。一方で、冬に水をあげすぎると用土が過湿になり、根腐れすることがあります。

肥料は、春から秋の生育期に、緩効性のものであれば2カ月に1回ほど、液肥などの即効性のものであれば2週間に1回ほど与えてください。

お手入れのポイント

茎が伸びすぎて株のバランスが悪くなったら剪定を行いましょう。このとき切り落とした茎は、挿し穂にして増やすことも可能です。

また、イレシネ・ピンクファイアーを育てていると、元の葉の色と違う色の葉が生えてくることがあります。見栄えが悪いので、こういった葉は茎から切りとってください。

イレシネは、ガーデンプランツとしても向いています。鉢から花壇などに植え替えるのであれば、寒さがなくなった春にしましょう。

まとめ

ピンクの葉が美しい観葉植物には、フィットニア、コリウス、ヒポエステス、イレシネなどたくさんの種類があります。どの品種も室内で育てるのに向いている観葉植物です。

基本的にはお世話しやすい品種ですが、それぞれの特徴を知ることでより長く元気に育てられるでしょう。

ピンクの葉をもつ観葉植物は、グリーンの観葉植物とはまた違う華やかさを空間にもたらします。いろいろな品種があるので、お好きなものを選んでみてはいかがでしょうか。

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