法人のお祝い
きちんとお世話をしているつもりでも、観葉植物が枯れてしまうことはありますよね。枯れた観葉植物の対処法について迷うこともあると思いますが、枯れた部分を切ったり取り除くことで観葉植物が生き返ることも。今回は観葉植物が枯れる原因と枯れた時の対処法についてまとめてみました。
観葉植物が枯れてしまう原因を知ろう
まずは何が原因で枯れてしまったのか、原因を考えてみましょう。観葉植物が枯れる原因として多い7つを例にご紹介します。乾燥しすぎや水不足
一つ目は水分に関する原因です。観葉植物の水やりは、土が乾いたら水をたっぷりあげることがポイントですが、頻度、もしくは量が足りていなかったときに植物は枯れてしまいます。
乾燥しすぎは水をあげるのをうっかり忘れてしまったときに起きます。すぐに水をあげるか、水を張ったバケツなどに鉢を浸して 、素早く水を吸い上げさせましょう。水やりを忘れるだけでなく、エアコンなどの風で乾燥してしまうこともあります。直接風が当たらないように置き場所に気をつけ、葉水で水分をあげましょう。
強すぎる直射日光
次に、日当たりに関する原因です。グリーンは太陽が大好きなので、日当たりのいいところに観葉植物を置いている！と いう方は注意が必要です。
確かに日当たりは光合成をして栄養を作るのに重要なことなのですが、日が強すぎると葉焼けを起こしてしまう原因になります。 植物の中には半日陰を好むものもいます。そうした場合は、レースのカーテン越しに光が届く場所に置き場所を変えてみましょう。
日光不足
直射日光と逆の原因で植物が枯れてしまうのが日光不足です。 太陽の光が全く届かない室内は、日陰を好む観葉植物も元気に育つことはできません。栄養が作り出せず、枯れて しまったりひょろひょろと細いまま成長していきます。
午前中だけなどでもいいので、日が当たるところに移動させてあげましょう。
成長しすぎによる根詰まり
生育が旺盛な観葉植物に起きやすいのが根詰まりです。 根が成長しすぎて鉢の中でいっぱいになり、養分や水分を吸い上げることができなくなってしまいます。植え替えは春ごろの暖かい時期が望ましいのですが、鉢の下から根が出てしまっていたら植え替えをしましょう。
根腐れ
観葉植物が枯れる原因で一番多いのは根腐れともいわれています。根腐れの原因は水のあげすぎか、水はけが悪いことです。水やりの後は受け皿にたまったお水を捨てることも忘れないようにしてください。 根腐れを起こすと緑色の葉が落ちたり、幹が柔らかくなります。 こうした場合は、植え替えなどをして腐った根を切り落としてみましょう。
高温や低温
暑すぎる、寒すぎるといった気温も植物が枯れる原因になります。 観葉植物は熱帯が原産のものも多く、極端な暑さや、冬場の寒さが苦手なものも多くあります。気温の下がる朝晩 は、窓際の気温が外気と同じくらい下がることもありますので、部屋の中央に移動させたり、段ボールで囲ってあげましょう。
カビや害虫
害虫も植物を枯らしてしまう原因の一つです。 ハダニやカイガラムシなどはスス病を引き起こします。普段の葉水で害虫を防ぎましょう。葉の裏にも葉水をして あげましょう。
観葉植物の葉が枯れたり変色してしまったら？
枯れたり変色した葉は残念ながら元に戻ることはありません。これ以上被害を拡大させないためにも切り落とす必要があります。観葉植物の枯れた葉は切り落とそう
少しくらいの変色はそのままにしていても問題なさそうですが、カサカサに乾いたものは切り落としてしまいましょう。 枯れた葉は付け根から切ります。
変色した観葉植物の葉はよく観察してから対処を
黄色に葉が変色している場合は自然現象のものかもしれませんので、そのままにして落ちるのを待っていても大丈夫な時がありま す。 葉が一枚変色した後にほかの葉にも影響を及ぼしているようでしたら何か菌が繁殖しているかもしれませんので、 すぐに切り落とす必要があります。
枯れたらすぐに切り落とすのではなく、日々どんな状況なのかよく観察してから対処を考えましょう。
枯れた観葉植物を復活させる方法
一部だけが枯れている植物は、復活させることができるかもしれません！次に紹介する方法をぜひ試してみてください。腐った根の植え替えをしてみる
根腐れのところでもご紹介しましたが、腐った根を切り落とし、植え替えをすることで観葉植物が復活する場合があります。 腐った根は黒くなっているので見分けやすいと思います。植え替えは本来であれば暖かい時期にするものですが、根腐れを見つけた場合はすぐに対応してください。
挿し木や葉挿しをしてみる
枯れた観葉植物の中でも、まだ一部が元気というときは挿し木や葉挿しで新たな株を作ることもできます。 挿し木は土と水の両方で行うことができます。新しい根が出てくるまで、じっと我慢しましょう。 葉挿しは多肉植物などでできます。土を平らに敷いた容器の上に、切り取った健康な葉を載せ根が生えるのを待ちます。
直射日光が当たらない場所へ移動させる
枯れかけている観葉植物は日当たりが強すぎることが原因の場合もありますので、飾る場所を変えてみましょう。 他にも、水をあげすぎているかな、というときは水やりを控えたり、今行っているお世話を見直すことで観葉植物が復活することもあります。
まとめ
育てている観葉植物が本当にダメになってしまったのか、見極めるのは難しいですよね。水やりなど普段のお世話から、 葉や茎をチェックすることを習慣にしましょう。
残念ながら一度枯れてしまった部分は元に戻ることはありません。植え替えや挿し木などで復活できるかもしれませんので、処分 してしまう前にぜひチャレンジしてみてくださいね。
