空間をさやわかに彩る人気の観葉植物ですが、なかなかお手入れができなかったり、お手入れしていても枯らしてしまった経験があるという人もいるのではないでしょうか。観葉植物の管理に悩んだら、観葉植物のお手入れをしてくれる業者へ依頼するというのも一つの方法。今回は観葉植物のお手入れをしてくれる業者の見つけ方やサービス内容などについてご紹介します。
観葉植物の管理を業者に依頼する
忙しい方にはアウトソーシングがオススメです。植物の管理をお願いできる業者さんでは、どのようなことをいくらで行ってくれるのか、一般的なサービス内容や相場を見ていきましょう。
観葉植物のお手入れ、業者のサービス内容は?
お悩みの多い植え替えや剪定はもちろん、見た目をきれいにしてくれる葉のクリーニングや、害虫駆除のための殺菌・予防策までお願いすることができます。 そのほか、生長が早い観葉植物に支柱を立てたり、必要がなくなった鉢や土の処分といったことも一緒に依頼できるようです。 旅行などで長期不在になるときに観葉植物を預かってもらうというサービスもあります。
観葉植物のお手入れ、相場はどれくらい?
5~6号の鉢の植え替えを依頼すると3,000円くらいが相場のようです。 観葉植物の管理は会社で行っているところもありますが、個人に依頼することもできるので相場の幅が広いようです。出張料金や、植物がどんな状態であるか確認する診断料といったものがかかる場合もあるようです。 依頼をする前には、どのような内容を、どのくらいの頻度でお願いしたいのかとともに、複数の業者さんに料金を確認しましょう。
観葉植物のお手入れをしてくれる業者はどうやって探す?
それでは、どんな業者さんに観葉植物のお手入れがお願いできるのか見てみましょう!
お手入れのみを依頼できる業者は意外と少ない
残念ながら、観葉植物のお手入れのみをお願いできる業者さんはあまり多くないようです。レンタルグリーンという形で、観葉植物のレンタルとお手入れがセットになっているものが基本のところが多いようです。 お手入れのみお願いしたい場合は、レンタルグリーンサービスの中でもお手入れだけ依頼できるところを探しましょう。
観葉植物をレンタルする
有名なところでは「グリーンポケット」という会社で植物のレンタルができます。レンタルサービスの中に管理も含まれていますので、今ある観葉植物が枯れてきてしまった。というときには、思い切ってレンタルに切り替えるのもいいかもしれませんね!
グリーンポケット グリーンレンタルについて 管理料はもちろん、四季に合わせて植物を入れ替えてくれたり、万が一枯れてしまった場合も定額料金内ですぐに新しいものに替えてくれるというので安心です。
比較サイトを利用する
比較サイトで「鉢の植え替え・剪定」などで検索し、管理を依頼できるか相談してみるのも一つの方法です。 「くらしのマーケット」では、ユーザーの口コミや評価が見れますので、業者さんを選ぶときのポイントになるでしょう。
くらしのマーケット 庭木の剪定 対応地域が限られている場合もありますので、よく見てから相談してくださいね!
観葉植物のお手入れをしてくれる業者探しのポイントは?
管理だけをお願いできる業者さんがあまり多くないとはいえ、依頼するときは複数社比較することが大切です。料金はもちろん、他にどのようなポイントをチェックすればよいか紹介します。
地域に密着してる
地域に根差していることで、その地域の気候をよく知ることができます。観葉植物は室内で育てることが多いでしょうが、気候に左右されることも確かです。普段の置き場所などでアドバイスをくれるかもしれません。 また地域密着型であれば、何か緊急でお願いしたいときにもすぐに駆け付けてくれることが多いでしょう。
1本からでも対応可能か
正直なとところ、1本だけでは業者さんにはあまりいい仕事とは言えません。とはいえ、どんなお手入れをしてくれるかわからない業者さんにたくさん依頼をするのも不安です。まずは1本だけお願いできるか相談してみましょう。心を込めてお手入れしてくれたら安心できますよね。
化学物質を極力使わないか
化学肥料は確かに虫の駆除に向いていますが、他の害のない虫まで殺してしまうというデメリットもあります。駆除などの際も、化学物質を避けたい場合は、化学肥料を使わない方針の業者さんを選びましょう。
そのほかのポイント
植物に関すること以外でも、事前に見積もりをしっかり出してくれたり、柔軟な対応をしてくれるかどうか、という点もポイントです。口コミをチェックしましょう。 接客マナーについても書き込みがあったりしますので、気になる方はチェックしましょう。
業者にお手入れを依頼する前に、まずは自分でできることをしよう
業者さんにお願いすれば植物も元気になってくれますが、料金もかかってしまいます。 まずは、今のお手入れが間違っていないか、次の点を見直してみましょう。
風通しの良い場所へ置く
室内で育てられる観葉植物ですが、風通しも大切です。風が通らない場所では蒸れて土がかびてしまいます。暖房、冷房の風は苦手ですので、自然の風がそよぐ場所に置きましょう。
直射日光が当たらない場所へ置く
植物というと太陽が大好き!というイメージもありますが、観葉植物は直射日光が苦手なものが多くあります。光が強すぎると葉焼けを起こしてしまいますので、レースのカーテン越しに太陽の光が届く場所が理想です。
水のあげ方を見直す
水を毎日あげていませんか?観葉植物の水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりとあげること、が基本です。 中には毎日水やりが必要ないものもあります。土の状態を確認しながら水をあげましょう。水やり後に受け皿にたまったお水はすぐに捨てます。残しておくと根腐れの原因になるからです。
温度管理をする
観葉植物は熱帯地域が原産のものも多く、10℃を下回ると元気がなくなるものもあります。一般的には15℃以上がよいとされています。冬場の窓際は、朝晩の冷え込みでだいぶ温度が下がる場合がありますので、日が暮れたら部屋の中心に移動させるなどが必要です。
まとめ
観葉植物は育てやすいものも多くありますが、品種によってどれくらいの光が必要かなど条件は違ってきます。 最後にご紹介した、観葉植物の基本的なお手入れを見直しても、元気が戻らない場合はプロに相談してみましょう。地域密着型の業者さんは気候のことなども知り尽くしていることが多いのでおすすめです。