ハズさない!移転祝いに喜ばれる観葉植物5選と送り方のマナー

定番の胡蝶蘭もいいけれど、「移転祝いはほかの会社や人とかぶらないものを贈りたい」と思ったことはありませんか?種類がたくさんある観葉植物なら、移転にふさわしい花言葉を持ち、種類もたくさんあるので人とかぶりにくくおすすめです。今回は移転祝いに喜ばれる代表的な観葉植物を贈り方のマナーについて見ていきましょう。

移転祝いに観葉植物を贈ろう!

観葉植物の鉢植え

観葉植物は1年を通して緑を楽しむことができます。お花がきれいな胡蝶蘭も素敵ですが、少しマンネリを感じているようでしたら観葉植物を贈ってみましょう! スタイリッシュなシルエットのものから、優しい印象のものまで、様々な観葉植物があります。どんなインテリアにもなじみますよ。

移転祝いに観葉植物がよろこばれる理由

観葉植物にも花言葉があるのをご存知ですか?縁起のいい花言葉を持つ観葉植物を選ぶことで、お祝いの気持ちを表現することができます。 「発財樹」の別名を持つパキラや、多幸の木と呼ばれるガジュマルは育てやすく、移転祝いとしておすすめです

縁起が良いだけでなく、観葉植物にはリラックス効果があります。植物が持つ緑は心を落ち着かせる効果がある色ですので、パソコンなどで疲れた目を癒してくれるでしょう。中にはマイナスイオンを発生させる植物もありますので、オフィスやレストランの空気を新鮮に保ち、集中力アップに一役買ってくれるでしょう。

また、観葉植物は育成が早いものも多く、育てる楽しみもあります。次にオフィスなどに伺った際に、贈った観葉植物の話などができたら素敵ですね。

移転祝いの相場はどれくらい?

お祝いは高すぎるとお相手に気を遣わせてしまいますし、安すすぎるとお相手があまりよく思わない可能性があります。 一般的な相場では、企業間でのお祝いとしては10,000~30,000円、重要なお取引先や関係性が深い場合は30,000~50,000円程のものを贈ることが多いようです。

友人や知人に贈る際は5,000~10,000円程度、身内へは10,000~20,000円、親戚へは20,000~30,000円が相場です。

どれもあくまで相場ですので、お相手との関係性を考慮して予算を決めましょう

移転祝いを送る時期は?

移転作業が始まっていると思われる、移転日前日に移転先に届くように手配しましょう。 ごくまれに移転前の住所に贈ってしまうミスがあるようです。移転前の住所に贈ってしまうと、移転先に移動させる手間がかかってしまいますので、配送先には注意してくださいね

もし「移転日を過ぎてしまった!」という場合は、移転日から2週間以内に届くように手配しましょう。できるだけ早めに手配するのもいいのですが、大安や友引など縁起の良い日を選んで贈ると喜んでもらえるかもしれません。

移転祝いに観葉植物を送るときに気をつけたいポイント

エプロンの女性

お祝いを贈る際には気を付けるべきポイントもあります。贈ってはいけない場合もありますので、しっかりチェックしてから手配をしてくださいね。

お祝いすべき移転かどうか見極める

拡大移転や新社屋への移転は喜ばしいことですのでお祝いをお送りするべきですが、縮小移転の場合はおめでたいことではありませんので、お祝いは贈りません。 事前に担当者に確認したり、移転先の住所などからどのような移転なのか確認しましょう

また、移転通知などで何らかの理由でお祝いを辞退したい旨が書かれている場合、基本的にはお祝いを贈ることはしません。お相手との関係性を社内の担当者に確認しつつ、贈らなくてよいか最終的な判断をしましょう。

立て札やメッセージを忘れずにつける

企業間でのお祝いの場合は立て札を付けることがマナーとなっています。たくさんのお祝いが届きますので、誰からのお祝いかわかりやすくするためといわれています。 通常は縦書きで書きますが、近しい間柄の方にはデザインの関係から横書きを選ぶ方もいるようです。

記載する内容は次の3つです。 ・「祝・移転御祝」などの表記贈り先の会社名・役職名・代表者名贈り主の会社名・役職名・代表者名

贈り主のみ記載する方法もあるようですので、観葉植物を注文する際にお花屋さんに書き方について相談してみてもよいでしょう。

サイズや観葉植物のスタイルに注意する

観葉植物の種類を選ぶだけでなく、サイズについても検討が必要です。あまりスペースがないところに大きな観葉植物を贈ってしまうと、圧迫感が出てしまい、せっかくの観葉植物の良さがいかせません。かえって邪魔になってしまう…というのは悲しいことですから、飾っていただけるスペースに合ったサイズの植物を選びましょう

また、その植物が生長した際にどのくらい大きくなるかも考慮できるとよいでしょう。垂直に伸びるタイプのものはスペースを取りませんが、横に葉を広げるタイプのものは生長するに沿ってスペースが必要になってしまいます。 デザインやインテリアに合うかどうかも大切ですが、大きさも選定ポイントの一つに加えましょう。

移転祝いにおすすめの観葉植物

窓際の観葉植物

それでは移転祝いにオススメの観葉植物5選をご紹介します。どれも育てやすく、観葉植物初心者の方にも安心していただけるものです。

オフィスをオシャレに彩る「フィカス・ベンガレンシス」

独特なうねりを持った白い幹がおしゃれなフィカス・ベンガレンシスは、育てやすくインテリアのワンポイントとしても人気の観葉植物です。 白い鉢に入れれば、ナチュラルテイストの空間にぴったりですし、黒い鉢で飾ればスタイリッシュな空間を演出してくれます。

上に向かって伸びるフィカス・ベンガレンシスは風水的な運気をアップさせてくれる効果があるといわれています。外からの良い気を取り込む場所とされるエントランスにシンボルツリーとして置いてもらうのもよさそうですね。

成長のシンボル「ユッカ」

スタイリッシュなシルエットのユッカは成長のシンボルとされています。まっすぐに生長することや、ピンと伸びた葉が「成長」をイメージさせるので「成長の木」という別名もあるそうです。

育てやすさも、移転祝いとしておすすめする理由です。原産地は昼夜の寒暖差のある乾燥地帯ですので、暑さや寒さ、乾燥に強いという特長があります。日影でも育つことができますが、元気に育てるためには光が必要です。夏場の直射日光は葉焼けを起こしてしまう可能性がありますが、他の季節はぜひ明るい場所で育ててほしいものです。

勝利を意味する定番の「パキラ」

育てやすいことから人気のパキラは「勝利」を花言葉に持つ観葉植物です。前向きな花言葉でビジネスの新たなスタートである移転祝いにぴったりです。 パキラは別名「MoneyTree・発財樹」とも呼ばれており、金運アップの効果があるといわれています。その昔、貧しい方がパキラを売って大金持ちになったという事が由来になっているそうです。これもビジネスに嬉しい効果ですよね!

パキラは挿し木などで増やすこともでき、育てる楽しみも感じられるでしょう。挿し木にしたものはハイドロカルチャーなどで卓上に飾ることもできますよ。

育てやすい幸福の木「ドラセナ」

たくさんの品種を持つドラセナの中でも、ドラセナ・マッサンゲアナは「幸福の木」として知られています。ハワイでは、玄関に置くと幸せが舞い込んでくる、という言い伝えからそのように呼ばれるようになったそうです。 花言葉は「幸福・隠しきれない幸せ」。これからのビジネスでたくさんの幸せなことが起こりますように、という気持ちを表現できそうですね。

ドラセナも育てやすい品種ですので、水のあげすぎと直射日光に注意してお世話してあげましょう。

金運をアップしてくれる「モンステラ」

ハート形の葉に独特の切れ込みが入ったモンステラは、風水的に金運をアップさせてくれるといわれています。モンステラはハワイの言葉で「湧き出る水」という意味があり、水が湧くように金運もアップするといわれているのです。移転祝いでは商売繁盛という意味でぴったりでしょう

丸い葉は風水的に人間関係を円滑にしてくれるといわれており、モンステラもその効果を持っているといわれています。インテリアのアクセントにもなる植物ですので、人が集まるエントランスに置いてもいいですし、会議室などに飾れば会議が円滑に進むかもしれませんね。

まとめ

贈りたいと思えた観葉植物はあったでしょうか?どの植物も基本の育て方は同じです。直射日光を避け、レースのカーテン越しに光が届くような場所に置くこと、水は土の表面が乾いてからたっぷりあげることを守っていただければ元気に育ってくれるはずです。

マナーである立て札をしっかり準備して、心を込めたメッセージカードとともに観葉植物を贈ってみましょう。ラッピングをコーポレートカラーにするとより喜んでいただけるかもしれませんよ!

関連する記事

こちらの商品も人気